脱サラ起業でなんとかなった

クソ上司にむかついて脱サラ、塾を開いたらなんとかなったよ

脱サラ起業で必要な資金は実家なら350万円、家がなければ450万円

こんにちは。脱サラなんとかです。

 

脱サラ起業で一番怖いもの、それは「種ゼニがなくなったらどうしよう」だろう。

起業は簡単で安くなったとはいえそれでも10万円や20万円では起業というのはできるはずがない。最低でも200万円は必要だろう。最低でだ。実際には500万円は用意したい。

 

起業にかかる費用はざっとこんなものがかかる。

 

1.パソコンなど通信機器を準備するのに10万円くらい

mac book airでも10万円で買っておけばよいだろう。それと毎月7000円程度のインターネット費用、これはみておきたい。逆にこれだけあればビジネスはなんでもできる。

 

2.店舗をかまえるなら仲介手数料、保証金(家賃6ヶ月分はみておきたい)

今時ネットビジネスが流行りではあるが、今からネットビジネス(ブログやアフィリエイト)に乗り出すのは得策ではない。イケダハヤト氏やはあちゅう氏など有名ブロガーは儲かるだろうがそれは先行者利益であり彼ら彼女らの作文能力の才能の賜である。

もちろんニッチなところでこつこつやっていけば10万円や20万円は稼げるかもしれないが、そんな心細い商売で良いのか?すぐに簡単にもうかる仕事というのは、すぐに簡単に儲からなくなる仕事でもあるのだ。

わざわざ脱サラするなら自分の能力を最大限お金に換えることができる仕事を選べ。

とするとなんらかの事務所を構えたり、設備投資が必要な仕事を考えるべきだという話になる。仮に、店舗を構えたとしよう。オフィス機能だけで良いなら10坪もあれば十分だし、小さくても店舗にしたいのなら20坪は最低限必要だろう。

都内でやるなら坪単価1万円は見ておきたいから10万円〜20万円というのが家賃の最低限になってくる。

地方で良いなら坪単価5000円程度だろう。5万円〜10万円が最低ラインだ。

しかし、テナントというのは良い物件を一度みてしまったら最低ラインの物件がしょぼくみえてしまうから1.5倍の20万円〜30万円くらいは計画として考えよう。

契約に必要な金額は不動産会社への仲介手数料、これは1ヶ月が相場だ。

テナントの場合、普通の住居用物件と異なり、保証金が最低3ヶ月かかることを念頭においてもらいたい。これは大家さんのところに預けておいて、テナントから出るときに補填したりするものだ。テナントというのは内装工事したり看板をつけたりするから、住居用物件より退去時にお金がかかるのだ。

というわけでココの項目では20万円×6ヶ月=120万円、となる。

 

3.店舗をかまえるなら内装工事(案外かかる)

店舗をかまえたとすると内装工事をしなければならない。ここで注意したいのはスケルトン物件は絶対に手を出してはならない。

ケルトンとはオフィスのなかがむき出しのアレだ。床、壁、配管など色々工事しなくてはならない。ああいうのはお金のある経営者が、一発気合いの入ったテナントを作ってみるか!というときに使う物件であって、初心者が使える物件ではない。

居抜きと言って、前に借りていた人がのこした状態のものが望ましい。

壁紙を貼り替える程度で綺麗な店舗になる。壁紙だけなら20坪の物件でも10万円程度で全面はりかえられるだろう。

床も新品にしたいならプラス10万円だ。

しかし壁と床を綺麗にしただけではただの空間であるから、机や椅子など什器(じゅうき)といわれるものが必要である。

まあざっと50万円程度は見積もっておきたい。ファックスやコピー機なども含まれる。

 

4.売上がゼロ円だと仮定した場合の半年程度の運転資金

どんな商売をするかにもよるが運転資金というのが必要だ。運転資金というのは、毎月の家賃や光熱費、仕入れ費用など毎月必要なお金の準備費用である。

半年売上がゼロ円ということはありえないのだが、ゼロ円だと仮定して準備しておいたほうがよい。というのも、「思いもしない出費」というのが必ずあるからだ。「こんなのが必要なの?」ということが起業したら何度もでてくる。とすると半年ゼロ円だと仮定しておけば資金が枯渇する心配がなくなる。1年は心配しすぎだ。半年程度がよい。

家賃+光熱費で25万円だとすれば150万円程度だ。

 

5.売上がゼロ円だと仮定した場合の、自分の生活費

以上が店舗を維持するための費用であるが一番大切なのは自分を維持することだ。起業したら私利私欲はなくなるので贅沢するための費用は準備する必要はないが、最低限寝る場所と食べる場所は必要だ(プラスお風呂)。

これらが確保されることが重要であり、一番よいのは実家など家賃がゼロ円になる状況である。これなら食費の心配だけでよいので10万円前後くらいは浮く。

食費だけなら月5万円で足りるので半年分だとしても30万円で十分だ。

もしあなたが実家などの住居がないようであれば、家賃光熱費で15万円程度だろうか。

プラス90万円が半年分必要である。

 

以上を合計したら450万円になった。まあこれくらいが妥当だろう。

起業というのは簡単だし、意外となんとかなるものであるというのは紛れもない事実である。

しかし!

 

注意したいのは参加費用である。参加費用、いいかえれば起業に必要な費用というのは数十万円というレベルではない。住む場所がない場合は450万円、住む場所があれば350万円は最低でも準備したい。これが参加費用だ

この参加費用が用意できないようであれば起業などするべきではない